アラスカ、ランゲル・セントエライアス国立公園に到着して早くも3ヶ月が経ちました。遅くなりましたが、やっとブログにアクセスできるようになりました。
全米最大の面積を誇る国立公園、ランゲル・セントエライアスはアンカレッジの北東に位置し、車で約10時間かかりました。公園内には、ランゲル山脈、セントエライアス山脈、チュガチ山脈、アラスカ山脈の高峰が軒を連ね、無数の氷河が横切ってます。国立公園とはいえ、観光開発はまだあまり行われておらず、雄大な原野が保護区として残されています。
3ヶ月の間に、早春から春、短い夏、そして夏の終わりと季節は次々と移り変わりました。滞在先のケニコット周辺を中心に、雄大な山々、氷河、野生動物などの撮影を続けています。 5月中旬から6月にかけては晴天に恵まれました。グレンアレンを過ぎると、ランゲル山脈の高峰が眼前に広がります。氷河を抱く山脈が青空の下、白く輝いていました。(左から、Mt. Sanford, Mt. Drum, Mt. Wrangell, Mt. Blackburn)
ランゲル・セントエライアス国立公園にはムースを始め、数多くの野生動物が生息しています。
未舗装道路を60マイル(96km)走ると、かつて銅山で栄えたケニコットに到着です。採掘はもう行われていませんが、当時の精錬所等が歴史的建築物として保存されています。