9月の良く晴れた日、アラスカ東部にあるアメリカ最大の国立公園、ランゲル・セントエライアス国立公園に撮影に出かけた。アラスカ東部の原野を覆うシラカバ(Birch)が、青空の下、明るい黄金色に輝いていた。
大地を覆うツンドラや低木が明るいオレンジ色から紅色に染まる。短い夏の間に、グングンと成長し、花を咲かせ、実をみのらせた草木が、最後のフィナーレとばかりに華麗な姿を披露する。北の大地特有の短いが美しい瞬間だ。
黄葉のシラカバとマウント・サンフォード。
見事な紅葉に囲まれたキャビン。
ランゲル・セントエライアス国立公園の一角、ナベスナにて1930年代に金が発見された。当時の廃鉱(Rambler Mine) が残っているけれど、どことなく不気味な雰囲気が漂う…。