前回に引き続き、アラスカの紅葉の写真を少し…。
11月中旬といえば、まだまだアメリカ本土を始め世界各地でも秋の季節が続いているところだが、アラスカはすっかり冬景色になってしまった。アラスカに秋が訪れるのは早い。短い夏が8月下旬には終わりを迎え、森やツンドラが徐々に色づき始め、9月半ばには紅葉のピークを迎える。
9月中旬に、アラスカ東部のランゲル山脈周辺の見事な紅葉の写真を撮影してきたのだが、その後もアンカレッジ北部のチュガチ山脈ではまだまだ木々が鮮やかな秋の色を残していた。すでに頂上付近には薄っすらと雪が積もりはじめたものの、まだまだ森は明るい黄色に輝き、低木は濃い紅色に染まっていた。
アラスカ原生の野生のバラ、プリックリー・ローズ。
ナンシー湖の湿原も秋色に染まる…。
チュガチ山脈の峰、ツイン・ピーク。